ONE Championship
『ONE: BIG BANG II』
2020年12月11日(金・日本時間)
シンガポール・インドアスタジアム
【第4試合 フェザー級】
○キム・ジェウォン(韓国)
(2R TKO)※パウンド連打によるレフェリーストップ
×山田哲也(日本 Y&K MMA ACADEMY)
山田選手は実に1年半ぶりの実戦となる試合。
タイガームエタイから拠点を群馬に移し、かつてのファイトスタイルからの変化を見せることができるか。
1R
序盤からキム選手の鋭い打撃が山田選手に襲い掛かる。
打撃を避けるように山田選手が組みに行き、金網に押し付けテイクダウンを狙うも相手は対策をしているのか倒されない。
逆にキム選手が返して上を取り、ガードポジションの上から強烈な打撃を山田選手に見舞い、山田選手は出血。
スタンドに戻された直後、山田選手がキム選手の腕を狙う。
良い形から腕十字を狙うも一本は取れず、切り返したキムが上になる。
出血の激しい山田選手、ドクターチェックが入るが試合は続行し、1R終了。
2R
ゴング直後からスタンドでの打ち合いを展開し
1Rと同様、山田選手が金網にキム選手を押し付けるもののキム選手は倒れず。
何度か山田選手がタックルを仕掛けるも、テイクダウンは取れず、逆にキム選手が上になり
山田選手が下から守る,という展開が続く。
山田選手もフロントネックロックを仕掛けるなどするが、極めることはできず
最後は山田選手が仕掛けたタックルをつぶされ、上になったキム選手から
強烈なパウンドを食らい、レフェリーがストップ。
1年半ぶりの実戦となった山田選手は相手の打撃に防戦を強いられ、TKO負けを喫した。