2020年7月12日、大阪メルパルクホールOSAKAにてプロフェッショナル修斗公式戦が開催された。
メインイベントとなる第10試合 世界ライト級チャンピオン決定戦にて
Y&K MMA ACADEMY所属の川名雄生がキャプテン☆アフリカ(総合格闘技道場コブラ会)を
1R 3分48秒 右ストレートにて下し、世界ライト級王者を戴冠した。
【修斗】川名雄生がキャプテン☆アフリカをKOしライト級王者に。前田吉朗は3団体制覇ならず、暫定王者・福田龍彌は正規王者・扇久保博正との統一戦アピール
コロナウィルスの影響で、あえて客席には空席が設けられていたものの
リングサイドはキャプテン☆アフリカの応援グッズである緑Tシャツを身にまとったファンで囲まれ
完全なる緑一色状態。
川名にとってはアウェーの地となる大阪での決戦となった。
試合はリーチに勝るキャプテン☆アフリカが長距離からロングジャブ、前蹴りを仕掛け
間合いを図る展開となったが、やはりスタンドでは川名に一日の長あり。
相手にペースを握らせることなく、的確にパンチを合わせ、最後は右ストレート一撃。
敵地のプレッシャーをものともせず見事なKO勝ちで、第13代世界ライト級王者に輝いた。
試合後、川名は 「もっと世界の強豪と戦いたい」 と世界への挑戦をアピール。
2018年に参戦したPFLでは満足いく結果が出せなかったが
かつては 宇野薫、五味隆典、ヨアキム・ハンセン、ビトー・ヒベイロといった
各時代の格闘技シーンを彩る選手が巻いてきたベルトを戴冠したことは
世界への再挑戦のためのパスポートを手にしたといっても過言ではない。
川名雄生が再度世界へ羽ばたく姿に注目だ。